限られたスペースでのオーガニック・ガーデニング

オーガニック

あなたのオーガニック・ガーデニング用の庭がゴブリンの裏庭程度の大きさであっても、心配はいりません。限られたスペースでも、オーガニック・ガーデニングを楽しみ、自分の食べ物を育てることができるのです。ネットで検索すれば、そのためのヒントがたくさん見つかりますが、バイオビズの「グリーン・チーム」たちが経験から学んだことをいくつかまとめて教えてくれました。あなたの次のガーデニングのサポートになればと思います。

垂直と水平のガーデニング

まず、大きな庭では種を大量にまくでしょう。好きな場所に、日当たりがいいか、日陰で育てたほうがいいかをチェックするだけです。計画通りに水と肥料を与えれば、次の食事になるように育てていくことができます。しかし、小さな庭では土に種をまき、自然に任せるという計画を考え直さなければなりません。 

野菜の中には植えてからわずか数週間で庭を占拠してしまうものがあります。ズッキーニやキュウリはかわいいけれども、小さな庭のオーナーにとっては悪夢のような存在です。そこで、垂直型(縦向き)オーガニック・ガーデニングが解決策になります。身の回りのものを使って、植物が空中に伸びる道をつくればいいのです。竹の棒・木や鉄のラック・フェルト(またはその他の布や素材)・あるいは古い家具も植物用のアパートメントとして活用できます。「グリーン・チーム」が実際に試した作物:ウイキョウ(フェンネル)・インゲン豆(竹の棒が効果的)・ピーマン・ラズベリー・ブドウなど…

もちろん、スペースの少ない庭でも水平型(横向き)オーガニック・ガーデニングで育てやすい野菜もあります。コツは同時にたくさん植えないことと、月ごとの栽培カレンダーを把握することです(詳しくは下記で説明します)。いくつか例を挙げてみましょう。

  • ニンジン:土の中に深く根を張り、植え付け時には十分な間隔が必要です。とても生長が早いので、長い間場所をとりません。上に乗っている緑の葉は、ペットのウサギのおやつにもなります。ウサギは飼ってない?でも、葉の部分もいろいろな方法で食べることができますよ。
  • レタス:ハンギングポットやプランターのちょっとしたスペースに植えてみましょう。レタスは土から皿に盛るまでが早い野菜なので、すぐに次の栽培用スペースが空きます。
  • ラディッシュ:生長するのにそれほど深さを必要としない小さな野菜。
  • ビーツ:茎や葉が垂直に強く伸びるので、少なくとも十分な水分があれば、きちんと生長します。注意事項は、あまり密集して植えないこと。ビーツの特徴である丸い形を保つには、少し間隔が必要です。
  • セロリ:爽やかでシャキシャキとした食感の野菜で、夏の料理には凄く良く合います。オーガニック肥料を使うとかなりしっかりと大きくなる傾向があるので、あまりたくさん植えないようにしましょう。
  • ハーブ:野菜と野菜の間の空いたスペースを埋めるために使います。他の植物の間から伸びたりと、柔軟な性格の植物です。

オーガニック・ガーデニングの秘訣

もし、あなたが小さな庭でのオーガニック・ガーデニングにまだ疑問を感じているならば、「グリーン・チーム」は心を痛めつつもヒントを提供します。あるいは、ヒントというほどのものではありませんが、栽培ポイントをどうぞ!

  • 月ごとの栽培カレンダーを作成すると良いでしょう。野菜によっては栽培期間が短いものもあるので、適切な月に適切な野菜を植え、収穫することで、合間の期間にも新しい植物を植えるスペースを確保することができます。
  • 種や小さな苗を購入する際は、その苗が何cmまで伸びるかを確認しましょう。そうすることで、スペース(幅や高さ)に最適な野菜を選ぶことができます。
  • 植物が育つには十分なスペースが必要で、それを与えてあげれば、より良い収穫で報いてくれます。ですから、植える場所を少し減らすことで、品質や量も良くなるかもしれません。
  • 身近な材料を再利用しましょう。垂直/水平ガーデニングは高価である必要はありません。野菜の切れ端を再利用して、何度も育てることも可能です。
  • あなたのお住いの地域に最適なコツを再確認してください。天候・土壌・水道水の状態も植物の生育に影響します。

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ガーデンタイとトマト

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